大雪 夏の終わりに

 大雪には一年に一度は花を見に行くというのが気持ちの上での恒例のようになっていて、今年もと思っていたのだが、天候やらこちらの都合でなかなか行けない日が続いていた。このまま今年は行けないのかと思っていると、今週の土日は久々のいい天気のようだ。この日を逃すともう今年は花と出会えないだろうと何が何でも出かけることにする。
 それにしてもいったいどこに行くのがいいだろうか、昨年行った天人峡からのコースは遠すぎるように思えるし、黒岳や旭岳のコースも少しメジャーすぎるように感じるし、沼の原はまだ昨年の台風で入れないようだ。トムラウシ温泉からも少し遠すぎるなぁ、と思案しているとふと高原温泉からのコースが思い出された。以前沼の原に行った帰りに宿泊した次の朝、少し緑岳方面へ行ってみたことがあるのだが、素晴らしい晴天でその時の花畑がとてもきれいだったのだ。あそこなら花畑までそれほどの距離ではない。(後で調べてみるとこの時は2007年の7月30日だった。ということは時期的に言うとその時より三週間も遅かったことになる。)

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十年前、高原山荘の窓から

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その時のチングルマの花畑

 本当は前日の19日の夕方出発して夜を層雲峡で泊まって、早朝登山開始という予定だったのだが、色々用事があって、結局少しの仮眠をとってその日の夜中に出発することになってしまった。この夜中の暗いうちのドライブというのは昔から苦手で、いつもこのまま夜が明けないのではという暗鬱な気分になってしまう。
 こうして久しぶりに夜中街中を走っていてもコンビニは明るいし、ランニングしている人もいたりといつの間にかなのか、昔からだったのか生活のスタイルが変わってきているのだろうか。決して好き好んでということではないと思うが、いずれにしても自分とは相いれない世界だ。
 半分寝ぼけ気味なので途中少しでも寝ようと思うが、車を止めて横になると眼が冴える。良くないとは思いつつ仕方なく車を走り続ける。旭川が近づくと地平線に細い三日月が浮かんでいるのが見えた。こんな朝の月を見るのも何年ぶりだ。天気はまずまずなのだろう。
 旭川を過ぎて上川に近づいてくると、空が明るくなってきて雲間から空が覗き始める。どうやら予報通りの天気のようだ。すると眠気は残りつつも多少元気が蘇ってくる。
 高い柱状節理の中を走る抜けると高層の建物が見え始める。久しぶりの層雲峡の街はまだ目覚めていないようだ。黒岳のロープ―ウェイの麓の駐車場のトイレを借りる。黒岳の方向を見るとすでに山が朝日を浴びて光り輝いている。今が朝の一番いい時間だなぁなどとまだ寝ぼけ気味の頭で考えている。


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 大雪ダムに着くころにはすっかり辺りは明るくなって、湖面を見るとやはり随分水位は下がっているようだ。ここも結構釣りに通ったが今頃の釣りは厳しいだろう。
 高原温泉に向かう林道に入ると、路肩注意の標識があちこちにあって少し緊張する。この辺りの林道も昨年の台風でずいぶんやられたのだろう。あちらこちらに修復されたところがある。きれいな山岳渓流らしい川が林道に沿って流れているが、途中水が流れていない箇所がある。どうやら大水で流れが変わったらしい。ここでもきれいなイワナを釣ったのだが無事でいるだろうか。沼の原に向かう林道は閉鎖されて工事中の看板がかかっていた。それでも工事中ということは復旧するということで希望が湧いてくる。砂利道にハンドルを取られながら運転していると、高原温泉まであと何キロという標識が随所にあって心強い。
 ようやく木々の切れ目から広い駐車場が開ける。やっと着いた、懐かしい高原温泉。昨日から泊まっていたのか、もう結構な車が止まっていた。


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 準備を始めようと外に出るとさすがに空気がひんやりとして寒いほどだ。今日から新しいザック、色々と装備があるのはうれしいがまだどうしてよいのかよくわからない。まわりでも何組が出発の準備を始めている。こちらも準備を終えて登山者届けに記入。6時15分出発、釣りよりずっと早い。一応目的地は白雲と書いたが、そもそもこんな寝不足状態で登山をするというのはあまり許されることではない。まあ単独だから花畑だけでも見られたら無理をせず帰って来よう、そんなつもりで出発する。案の定足元がふらつく。慎重にゆっくりと登ろう。最初から結構な急坂、階段状に丸太が埋められているのは土留めの意味もあるのだろうが、歩幅があわないのでなかなか辛く、ふらついてしまう。展望台まではあと少しと励ましながら登る。
 やっとのことで展望台に来ると、その名の通り急に展望が開け急坂も終わる。ホッとする瞬間だ。ここから遥々と見える高根が原とその下の斜面に残る雪渓を眺めると、いかにも大雪に来たりだという感慨が湧いてくる。あそこの斜面をよくヒグマたちが行き来しているという。これほど距離があればその姿が愛らしく思われ見てみたい。

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 そこから少し行くと第一花畑、果たしてどれくらい花が残っているだろうと不安に思いながら、開けた木道を行くと最初に目に入ったのが、雪渓とその周辺に咲くエゾコザクラのピンク色だった。ああまだ咲いていてくれた。

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 前回の時はチングルマが真っ白い花の絨毯を敷かせていたが、既に花は散って綿毛のあの愛らしい風車の姿を見せていた。その姿にしっとりと朝露がついて陽に光ってとてもきれいだ。

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 所々には雪解けがそこだけ遅かったのか、まだ花の姿も残っていた。後からどんどん登山者がやって来るが、暫くはのんびりと写真撮影にいそしむ。この姿を見ただけで十分だ。ここまでしんどい思いをしても来て良かったと思う。
 第二花畑はさらに高いところなのでもっと花が残っているのではと思ったが、風向きや地形によるのか、こちらの方が季節的に進んでいるのだろうか、残っている花はほとんどなかった。もう少し早く来られればとやや残念に思う。ただ小さな白色の花か見られてきて、その花にぶらさがって蜜を吸っている蜂がいる。いつも見ているマルハナバチよりはずっと小ぶりでこれがニホンマルハナバチという種類かと思う。こんなところでひっそりと生き続けていると思うとなんとも愛らしくなる。この蜂が大雪の花に生かされ、そして生かしているのだ。

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花はアオノツガザクラのようです。


 第二花畑を過ぎると緑岳の麓の沢が遥々見下ろされる。ああ雪渓から流れ出す川の始まりが見て取れる。あそこから緑岳を見上げたらさぞかし聳え立つようだろう。

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 いよいよ緑岳の急坂の登り口に立つ。展望台からはるか高く見えた高根が原がやや低い視線で見降ろされる。気づかぬうちに随分上って来たものだ。若い登山者たちがあそこを歩いてみたいと言っていたが、誰しもがそう思いたくなるような天上の道だ。そのはるか遠くにはいつの間にかトムラウシの王冠の姿が見えた。随分遠いなぁ。自分も一度はその道を歩いてトムラウシに行ってみたいものだと思う。

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 ガイドブックによるとこの急坂は夏の暑い時には、陽に晒されて大変だと書いてあった。ただここまで上がってくると雲に陽が遮られて丁度良い。黄色い矢印を頼りながら、ガレ場をの上を転ばないように、ひたすら何も考えずに登り続ける。頂上はまだかなどと考えるとなおさら辛くなる。時折眺めると天上の道は少しづつ眼下に見下ろされるようになって、着実に高度が上がってきているのが実感される。
 まだまだと思いながらゆっくりと登っていると、いつの間にか眠気もなくなってやっと体が動き出したようだ。少し傾斜が緩やかになって来て頂上が近いことを感じさせる。二人の長尺のカメラを持った登山者が立ち止まって何かを待っているようだ。三笠新道に現れるクマでも待っているのかと思って聞いてみるとナキウサギとのことだった。もう一時間ほど待っているという。こういうのも大雪の楽しみ方だなぁ。
 11時近くになってやっとのことで頂上にたどり着くと、どんどん自分を追い抜いて行った登山者たちが楽し気に休憩していた。急坂で大変でしたねと話しかけると、どんどん高度が稼げていいという返事。さすがに元気だなぁ。

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 さてこれからどうするか、ここで止めるのも少し早すぎるし、白雲を登るのは高原温泉からの帰路まで含めて考えると少し厳しそうだ。まあとりあえずぶらぶらと小泉岳まで行ってみよう。
 しばらく行くと銀泉台からやって来たという登山者が、もう少し先にできたての熊の糞がある、きっと夜の間このあたりをうろついているのだろうという。そこまで行ってみると確かに糞らしき塊のようなものが地面に大きく盛り上がっていた。その多くがクマの食べ物を物語るように植物の繊維のように見受けられた。署寒で見た時はもう少し小さく木の実が混じっていたが、熊の糞も季節や土地によってかわるのだろう。

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 これまでとは打って変わったなだらかな乾燥した斜面を歩くと、湿地の花畑とはまた違った花たちが顔をのぞかせている。コマクサも終わりかけだけれどまだピンク色の花を止めている。

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エゾタカネツメクサのようです

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チシマギキョウかな

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イワブクロ、タロマエソウ


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クモイリンドウ


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コマクサ


 その中をアゲハチョウが飛び交って蜜を吸っている。タテハチョウは石のすきまに身を休めている。あとわずかな暖かい日々を懸命に生きているのだろう。

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花はミヤマリンドウ


 山頂だと思っていた岩塊の後ろに本当の白雲の山頂が見え始めると、さすがにまだまだ距離があると感じさせる。
 途中パトロールの方と出会ったので、沼の原の様子を聞いてみると、復旧は早くても来年の秋になるだろうとのこと。それでも復旧してくれるだけ有り難い。そのほかの登り口の様子を尋ねてみると、やはり十勝地方は壊滅的だという。愛山溪の辺りもかなり被害を受けたらしいとのこと。
 小泉岳の標識は何の変哲もない場所に建てられていた。ここが山頂とどのように判断したのだろう。こんな山頂もまた面白い。遠くから見ればわかるのだろうか。

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 ここから白雲の山頂まではまだかなりある。やはり今日は体調も体調だし、時間的に登頂は厳しいだろう。ここから引き返してもいいのだが、せっかくだから白雲小屋の分岐から小屋に寄ってみることにする。
 たぶん雪があった頃には水が流れていたであろう窪みを辿って降りていくと、まだ雪渓から勢いよく水が流れ出している。川の始まりの最初の一滴という奴だ。いずれ石狩川となって海に注ぐのだろう

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 そこで水を汲んだり顔を洗ったりしているらしい方が何か変わった容器を持っていたので、何か聞いてみると水の濾過器とのこと。やはりこの辺りでもエキノコックスが気になるとのこと。確かに煮沸よりはこのほうが手間がかからないかもしれない。
 小屋の水場を過ぎて上がっていくと、小屋の横のテント場には三張りほどのテントが張られていて、立派な木のテーブルでのんびりと食事をしていた。これはやはり重いテントを背負って登って来たものの特権だなぁ、いつか自分もそうしたいものだと思った。
 白雲小屋は遠くからみるときれいな建物に見えたが、近づくとやはり結構年季が入っていて風格がある。小屋の中をのぞくと暗く乱雑に見えたが、こんな山中の山小屋で一夜を過ごすというのはどのようなものだろう。雨風を確実に防げるだけでも有り難いだろうか。

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 小屋を後にして雪渓を渡る。この夏は解け切らないであろうほどの固く汚れた雪が残っていた。これは万年雪となるのであろうか。雪渓にはロープが張られてあり、違う方向に向かわないようにという配慮がされていた。確かにガスでもかかれば、どこに向かっているのか分からなくなりそうだ。再び緑岳までの上りが始まる。こんなところまで降りてこなければよかったと少し後悔。
 再び緑岳に立つともう高根が原の姿は雲にさえぎられていた。これだから山は見られるときにしっかり見ておかなければと思う。再び急坂を降り始めると、登りの時にカメラを持った人がいた場所に、再び立ち止まっている人がいる。自分もそこまで降りて立ち止まって見ていると、岩の間からちょこちょこと姿が見え隠れしている。ナキウサギかと思ったがよく見ると少し大きく縞模様がある。シマリスか、来るべき冬に備えてたくさん食料を蓄えているのだろうか。ナキウサギではなかったがシマリスが見られたのは幸運だった。

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 あとはひたすら足元に気を付けながら急坂を下る。足を挫いてしまっただけで下山が困難になる。やっと急坂を降り切るとほっとする。あとは何も考えず下るだけだ。花畑も陽の光がないとその精彩を欠いているようだった。再び高根が原が高さを取り戻してくる。膝が笑い始めてやっと登り口にたどり着いたのは、なんとか目標の2時半だった。
 その時間を目指したのは温泉に入りたかったからだ。ここまで来たからにはやはり高原温泉に入らないで帰るわけにはいかない。

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700円を払って温泉までの長い廊下をたどる。懐かしい明るい浴室に入ると、乳白色のお湯が木彫りの熊の口から流れ出していた。昔改装前の時は確か色ガラスが窓にハマっていたように記憶しているが記憶違いだろうか。露天でお湯に浸っていると、明るい光と緑の木々、自然の空気が何よりもうれしく、登山の疲れが少しづつ癒されるようだ。あとは時折途中車を止めて仮眠をとりながらとにかく安全に帰るだけだ。



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# by kimamani-outdoor | 2017-08-20 22:37 | 釣り | Comments(0)

尻別川 盆を過ぎて

 盆を過ぎるとめっきり涼しくなるというのがこれまでの北海道の夏の通例だが、温暖化の影響なのか、最近はあまり通用しない。今年は七月が一番暑く、八月に入ってからはそれほど暑い日がないというのは有り難いというか、少し寂しい感じもする。こんなことを言っているといきなり厳しい残暑に見舞われたりするから用心、用心。
 さて鱒たちはどんなお盆を過ごしただろうかと尻別川を訪れることにする。今日は次第に空を重い雲が多い始め、時折細かい雨がフロントガラス当たり始める。こんな天気だとなかなかこちらの士気も上がらないな。芋の葉も枯れて来てそろそろ収穫も近いだろうか。いつものように水を汲んで野菜を買い、さてどこに入ろうか、考えてみると今夏はまだニセコ付近のポイントには入っていない。そんなに釣果が良かった記憶はないがやはりやらずに過ごすのは心残りだ。
 ということで今日は多少生活感が感じられるニセコの街に近い流れををやってみることにする。

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 川に入ると今までにも増して水位が低い。ダムの放水量も減っているのだろう。風が吹くとかすかに洗剤の匂いがしたのは気のせいだろうか。
 いつものように甲虫系の毛ばりをゆったりとした瀬に流して探っていくが、小さいヤマメなのか相変わらず鉤掛りも悪く、魚の出ももう一つ。そこで前回活躍した蟻を模した小さな毛ばりを流すと効果覿面だ。小さなヤマメが次々に鉤掛りする。

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ほとんど一発必中入れ食い状態といってもいい状況だ。よほど毛ばりがあっているのだろうか。時折ジャンプするようなライズも見える。水面を見ても流れているようなものも見えないが。大物らしい姿は見えないが、この場所でこんなに反応があるのも珍しい。ちょうどそういう時期に当たったのだろうか。こんなことなら天婦羅用に持ち帰って、ついでに胃の内容物のチェックでもすればよかったと思うのは後知恵である。
 こんな小さなライズでもツイツイムキになってしまうのがいつもの悪い癖だ。ついちょいとのつもりが長々となってしまう。ひょっとしてその延長に大物がかかるのではないかと期待してしまう。毛ばりに反応があればやはり見過ごせない。けれどせいぜい20㎝ほどのニジマスがかかるだけだ。それでも小さなヤマメの後ではそれでも結構な引きを感じてしまうというから人間の感覚は不思議だ。

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 いつの間にか小糠雨が衣服を濡らしている。少しドライフライへの出方が渋くなってきたので、錘を付けウェットフライに切り替えて探ってみる。サイドか下流に流して 引いてくると小さなニジマスがしっかりと毛ばりを銜えている。なかなか食いはいいようだ。しかしその後はサイズアップする気配もないので漸く場所を変えることにする。
 いつもの中流域へ車を走らせる。こちらもやはり羊蹄の姿はすっぽり隠れているが、雨が降っていないだけ幸いだ。


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ここも今までに見たことがないような減水状態だ。おかげで立ちこみやすくポイントは攻めやすいのだが、その分、魚の警戒心は増しているだろう。浅い瀬を蟻の毛ばりで攻めると、いつになく小さな当りがある。ここも同じように小さなヤマメのラッシュだ。以前はほとんど沈黙状態だったのだから、これは一つの変化といえるのかもしれない。まぁ釣れるだけいいか。
 少し深いところではさすがに反応がないので、定番のエルクヘアーカディスに切り替えて探ってみることにする。特に普段は狙いにくいような対岸のギリギリのところを流してみる。ひょっとしていきなり出るのではないかと緊張するが何事も起こらない。少し深めの緩やかな流れを流す時も、水位が低い分、水面で食うのではとも思ったがいつもと同じだ。
 結局変わったのは小ヤマメの登場だけかと思いつつ、決まったいつもの場所を流す。対岸ぎりぎりの少し岸を巻いた深い緩やかな流れ、いつも期待感だけで出たことはない。

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 それでも一応と流すと、いきなりバシャンという派手な水しぶきとともに毛ばりが消えた。出た!結構いいサイズだぞ。今まで小ヤマメの引きに慣れていた自分にはかなり重い。岸のえぐれに逃げ込もうとしているのを耐える。チビヤマメに合わせた5Xで取れるだろうか。幸い泳がせられそうなところはところは結構ある。何度かラインを引き出すがそれほどスピード感はない。早く疲れてくれ! 持ち応えようと竿を立てると魚が割とあっさり水面近くに浮かび上がって来た。おぉ、まずまずのサイズだ、あれ茶色い、まさしくブラウンだ。下流側に回って魚を流れに乗せてネットに入れた。小ヤマメばかり釣っていたので大きく見えたが、掌で測ってみる40ちょっと。


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 それでもこのサイズのブラウンを尻別川で釣ったのは初めてだ。支笏湖と違って尻別川のブラウンは少しうれしさは微妙だ。赤いスポットがきれいはきれいなのだが、新米の外来種というイメージが強いせいだろうか。鰭の強さももう一つだし。まあそれなりに楽しませてくれたのだろうから良しするか。
 下のポイントに移っても釣れたのはやはり25㎝ほどのブラウンだった。小ヤマメの群れといいおかしな日だ。大体ニジマスが出ない日に限ってブラウンが釣れる。今日この場所ではニジマスはまだお盆の最中だったのろうか。
 川から上がるともうあちらこちらから虫たちの低い鳴き声が聞こえてきた。いよいよ秋の訪れだ。


 

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# by kimamani-outdoor | 2017-08-17 21:49 | 釣り | Comments(4)

尻別川は夏休み

 8日、道東から戻って久しぶりの感がある尻別川に向かう。峠は霧がかかっていたが、下るにつれて夏らしい陽射しが戻ってくる。道東よりははるかに気温は高くムシムシする。もうすっかりトウモロコシも背が伸び、穂も出て来て収穫も近そうだ。枝豆もそろそろかな。水汲みと野菜を買ってのいつものコース。釣りは厳しそうだが、やはりこれが夏らしい日というものだ。川を見るといくらいい魚が出なくても、もうここは第二のホームなんだなという感慨が湧く。
 この時期なら水温の低い上流の方がいいのではないかとも思いつつ、いつもの中流域より少し上流に入ってみる。やっぱり川の中を上ると水流がきついなぁ。ただ久しぶりに入るこの部分は、瀬のポイントが多くて広々として気持ちが良い。

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 夏ゼミも今を盛りと鳴きしきっている。少し大きいテレストリアルの毛ばりで探っていくとと、早速小さなヤマメが反応してくれる。だが小さな当りはまずまずあるが、あってもなかなか鉤掛りしない。見切るのが早いのか鉤が大きすぎるのか。いつものことだが。それでも魚がかまってくれるのはうれしい。深い流れでも時折反応はあるが大物ではなさそうだ。相変わらずなかなかいいサイズのは出てくれないなぁ。

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 それでも次第に空は晴れて来て、聳え立つ羊蹄山に川の流れ、そして時折下ってくる歓声に包まれたラフティングのボートに湧き上がる白い雲と、絵にかいたような夏の景色。こんな景色の中で釣りができ、多少なりとも魚がかまってくれれば幸せというものだ。ほんの少しだけと思いつつ、次々と魅力的なポイントが現れてついつい結構上って来てしまった。

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 もうそろそろと引き返しながら、ゆったりとした脇の流れで小さなライズを見つける。しかしこの毛ばりでは反応は一度きり。大きくはないだろうがそれでもライズは見過ごせない。どうしても意地になって釣り上げたくなってくる。ティペットを細くして毛ばりも小さくすると途端に反応が良くなる。釣り上げるとやはり小さなヤマメだった。この時期いったいどんなものを食べているのだろう。この毛ばりのサイズだと蟻だろうか、鱒はなぜか蟻が大好きだ、浅めの瀬の部分で、あれほど気難しかった小さなヤマメたちが次々と鉤掛りしてくれる。小さくともこれだけ反応が良くなってくれるとうれしい。毛ばりがあっているのだろうか。
 石の裏側に毛ばりが落ちると、いきなり反応があって合わせるとジャンプ、元気が良い、小さなニジマスだが、ちゃんといてくれたことに安心。それにしても随分疑いもなく食ったと見えて、随分しっかりと毛ばりを飲み込んでいる。

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小さな瀬の落ち込みでは今日一番の25㎝くらいのイワナが釣れてくれる。これくらい小さなヤマメが続いた後ではすっかり大物気分。全体が黒っぽく、小さな白点の鮮やかな、いかにもイワナらしい姿だ。こんな魚が釣れてくれるのもいかにも夏の渓らしい。久しぶりに尻別川の沈黙から解放されたようだ。


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 このままここで夕まずめを迎えても良かったのだが、やはりいつも入っている場所が気になった。もうあまり時間がなかったが、さらりとでもやってみようと移動する。途中多くのバッタの姿を見つける。秋ももうすぐそこまで来ている。そろそろこいつで釣れる時もあるかもしれないナ。
 あまり細かく攻めて見なかったせいもあるのだが、再びいつもの沈黙に直面する。こんないい流れで相変わらずパシャリともしない。いよいよ良くなってきそうな時間なのだが、いつまでたっても毛ばりに反応はなかった。小さなヤマメの反応さえ薄らいでしまった。夏場の場所ではないのか、うーんここは暫くあきらめた方がよかったのかな。しかし改めてダメなことは分かったし、覚悟してきたのだから仕方がないというものだ。後片付けを終えて見上げると、夕暮れ近い空の中で、次第に暗くすそ野を広げている羊蹄の姿はやはり大きく見えるな。

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# by kimamani-outdoor | 2017-08-09 11:14 | 釣り | Comments(2)

 車に戻って釣り道具を積み込むと急いで虹別の町まで戻る。早く釣果の写真をFさんに見せたかった。待ち合わせのコンビニに行くといつもの見慣れたFさんの車が止まっていた。どうやら中で買い物をしているらしい。
 久しぶりとはいってもまだ一カ月ほどだ。早速デジカメの写真を見せて凄いでしょとと無理やり同意を促す。
 さて一緒にどこで釣るか、上流の方のふ化場まで行ってみたが本州ナンバーの車が一台止まっていて釣り人が竿を振っていた。どれどれと車を止めて見ようとすると猛烈に虻が車の周りに集まりだした。知らなかった、西別川に虻がいたのか、まぉこんな上流まで来たのはそれほど多くはなかったのだが。一目散に退散してもう少し下流で釣ることにした。
 Fさんは餌釣りだし自分とはペースが合わないので、上流と下流に別れて釣るのが常道とは思ったが、せっかくの機会なので一緒に釣り上ることにした。Fさんの餌は例によってイタドリだ。自分は川に降りて早々橋の下の岸際のゆったりとした流れを流すと、早速イワナが反応してくれる。


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 文字通り一日の長で、ゆったりした岸際の流れだよと教えると、Fさんの方もすぐにイワナを釣り上げた。けれどこの時期だと多少は毛ばりの方に分があるようだった。調子に乗って釣り上げていると、突然体のバランスを崩してこらえられず川の中に沈した。ウエーダーの中まで水が入ってしまった。カメラはこれまでなんども駄目にしているので防水の袋に入れてあるので無事だ。しかし躓いたわけでもないのにいったいどうして転んだのかわからない。全く年は取りたくないものだ。

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 この場所は調子いいぞと思ったのも橋の付近だけで、しばらく行っても反応が続かない。とくにいかにも良さそうな流心や大場所は釣れても小さいのばかりだった。自分はつい夢中になって毛ばりを木の枝にひっかけるし、Fさんも倒木で仕掛けを失って苦戦している。それに河原のない川を釣り上るのは水流が強くてやはり大変だな。夕方になると少し気温が下がって来て、どうも素晴らしい夕まず目とはいかないようだ。Fさんは仕掛けを取り換えるのに随分手間取っている。気温が下がると指に血が通わなくなってうまく動かなくなるのだそうだ。お互いだんだん体が言うことを利かなくなるなぁ。おまけにFさんもいきなり深いところにハマって、ウェーダーの中まで水に浸かったらしい。その時、餌のイタドリを流してしまったらしく、不本意ながらイクラで釣っている。どうもイタドリより反応が悪いらしい。お互い今一つ消化不良のまま引き返すことにする。多少夕まず目らしく瀬で少し出たもののやはりニジマスは釣れなかった。午前中釣れたニジマスはもう何か遠い夢の中の出来事だったように感じる。
 川を上がり車の場所に行くと、既にFさんは上がっていて着替えてウェーダーを干していた。地面がかなり濡れていてどうやらそれはウェーダーに入っていた水のようだ。自分の方は湿った程度でそれほどではない。
 Fさんにこれからどうするのか尋ねると、自分と一緒に弟子屈に泊まって翌朝もやってみるという。それではと一緒に弟子屈の道の駅に戻ってみると、相変わらず今日も駐車場は一杯だ。どうやらFさんは温泉に入りたかったようなのだが、この時間では日帰り客用の温泉は開いていないらしい。仕方なく道の駅にあった足湯に浸かったそうだが濡れて冷えたのかもしれない。

 次の朝起きるとやはり雲は低く少し霧がかかっている。

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 どうするか考えたが、今日はお互いの釣り方を尊重して分かれて釣ることにした。Fさんは上流の橋から上り、自分は昨日の所から下ることにする。自分としては西別川では毛ばりを流しやすい下りの釣りが合っている。お互いの健闘を期して別れた後、ふともう目的は達したしそのまま帰ろうかとも思った。しかしやはりこんなところまで来る機会はそうないのだからという考えの方が勝った。今日はなんとか小さくても別な場所でもニジマスの姿を確認したかった。

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 早速昨日釣った橋の場所でイワナが釣れる。今日も最初の一匹はどんなに小さくとも写真に収める。

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 相変わらず今日も釣れるのは岸際のゆったりとした流れ。そこそこ釣れて楽しませてくれるのは有り難い。たまに流心でも反応があったが、毛ばりに出るのは擦れているのか一度きり、ヤマメかひょっとしてニジマスだったのかも?結構期待を持たせるような素晴らしいポイントが続いたが、昨日の様な事は再び起こらなかった。昨日の方が特別だったのかもしれない。

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 結局帰りの時間まで再びニジマスには出会えなかった。ひょっとして数が減っているのかな、その分イワナが増えたようにも感じるが、イワナに負けるということがあるのだろうか。このことは新たな課題として残った。
 いつものようについ粘ってまた予定の時間より少し遅くなってしまった。急いで車を走らせFさんの所に寄ってみたが既に車はなかった。

 
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 後で聞くところによるとなかなかポイントらしいところが無くてさっぱりだったという。イタドリを失ったせいもあるかもしれない。
 そのまま弟子屈の街へ戻ると次第に空が晴れて暑くなって来る。これが今頃の普通の気候なんだ、やはりあの地域の冷涼さは特別なのだと思わされる。その分ドライフライでの釣りは少し遅れるのだ。再び阿寒横断道路の急カーブを曲がりきると相変わらず双湖台の駐車場は閑古鳥だ。観光客の通り道がすっかり変わってしまったのだろうか。少し阿寒湖畔の商店街にも車を走らせてみたが、昼という時間のせいもあるのか人通りはまばらだった。上足寄では打ち捨てられた集落に目が行く。随分この地の開拓には苦労したろうに。なぜか廃墟に心が惹かれてしまうんだな。

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 足寄の街では蕗と木苺の瓶詰を買う。道の駅では松山千春の歌がずっと流れていた。士幌の道の駅で立派過ぎるトイレを借りて狩勝峠に向かう途中で、来るときに入ろうと思った瓜幕の温泉に立ち寄る。かつて来たときは建てられて日も浅く、とてもきれいな印象だったが、今は多少古くなって寂れたような印象を受けた。

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 中はそれほど変わりはなく温泉も良かったが、以前あった登山者用の宿泊施設という看板はなくなって、合宿場所にという呼び込みで客を集めようとしているようだった。受付の女性に聞いても山のことはよく知らなかった。温泉を後にし、湯上りの気持ちよさで車を走らせると、一面白い小さな花が真っ盛りだった。蕎麦の花だ。そういえば蕎麦で有名な新得はここからすぐ近くだったことを思い出した。

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# by kimamani-outdoor | 2017-08-03 22:14 | 釣り | Comments(0)

 2日、朝早く目覚めると雲は低く霧が立ち込めていた。まだこんな時間では釣りをする気も起きないので、釣り場の確認をしようと虹別へ向かう。まずは前回迷ってしまった上流部。自分の推測では一本道を早く入りすぎてしまったために橋が分からなくなってしまった。
 虹別の町でしっかり今度は道を確認して左折してふ化場に向かう。すると前回Fさんが入った方のふ化場が確認できた。さらに進むとその先に今度はまた別のふ化場を確認できた。前回はこのふ化場と、最初のふ化場を取り違えたのだ。その間違いがしっかり確認できた。
 それからまた虹別の町に戻り、そこから下流の橋を確認すると釣りのガイドブックに乗っていた橋もやっと確認できた。それにしてもこの辺りの農道はわかりにくくてガイドブックの道案内が不親切だ。その点鍛治英介さんの本の方がしっかりと目印を書いていてさすがだと思う。
 そうやって入渓点を確認していると、晴れるというほどではないが次第に空が明るくなってきた。今日は昼に前回の道東釣行でも一緒だったFさんと虹別で待ち合わせて、午後から一緒に釣りをすることになっている。それまでさてどこから入るか、上流部でニジマスが釣れなかったので、できるだけ下流に入ろうと思ったが、下流に行くほど川の濁りは強くなってくる。この辺りをどう折り合いをつけて、それほど濁りの強くないところに入るかが問題だ。そんなことを考えながら入渓点を決める。
 朝食を食べ終えて準備完了、川岸まで降りていくと、釣り人も多いのか結構な踏み跡がついている。昨日と同じく岸際の流れの緩いところを流していくとイワナが早速反応してくれる。本日最初の魚はやはり写真に収めなくては。今日一日これで最後ということもありえるのだから。

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 そう思ったがその後も同じような場所でぽつりぽつりと反応があって安心する。しかし相変わらず流心からは反応がなくニジマスの姿は見られない。ここも同じなんだろうか。結局今回もニジマスと出会えずに終わるんだろうか。

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 そんな思いで川を下りながら対岸を見ると川岸がえぐれそこを反転流が弧を描いている。いかにも恰好なポイントだが、昨日もこんなポイントでは期待を裏切られた。今回もきっと同じだろう、そう思いながらもやはり期待を抱かずにはいられない。反転流が元の流れと合流するところでちょこちょこと反応があるがうまく合わせられない。大体はこのような場所ではイワナが多いというのが西別川の相場だ。反転流に乗せて流してもなかなかうまく流せずに食わせられない。
 反転流との合流点から下のゆったりとした深そうな流れに毛ばりが乗った時、突然バシャという大きな炸裂が起こった。来た!と思って合わせたが少し重みがかかっただけですぐに軽くなってしまった。いいサイズだった、うまく合わせられなかったのか、もう出ないだろうか。

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 再び同じ流れを毛ばりを流した時、今度はゆっくりと水面に浮かび上がりながら毛鉤を銜えたように見えた。すかさず合わせると今度こそしっかりと重みがかかった。重い、魚は同じ場所にとどまってこらえている。いいサイズのイワナだろう、そう思いながらこちらもこらえていると魚が少し浮かび上がって見せた銀色の横腹にうっすらと赤い色が見えた。ニジマスだ!なんとしてもこれは取りたい。しかし魚は流れも加わって容易に寄ってこない。ティペットは大丈夫か、先程しっかりと4Xを新しく結び直したがもってくれるだろうか。右手にネットをもって左手で寄せようにも寄せられない。そうしているうちに何度も反転流の中に走り込まれたり、下流に走られそうになる。頼む持ってくれ、そう思いながらやり取りをしていると漸く少し上に浮かび上がって来た。けれどなかなか重くてネットの距離まで寄せられない。そこで魚の下流に回り込み、魚を流れに乗せながら2度目でやっとなんとか魚を掬い上げることができた。掌で測ってみると2つ分より少し余って45㎝くらいだろうか。やったーと思わず川岸にへたりこんだ。


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 それにしてもニジマスの最初の一本がいきなりこれだなんて出来過ぎだ。これは一滴の光どころじゃない。自分が以前この地に勤めていた時でも春先にルアーで釣ったことはあるが、夏にドライフライではこのサイズは釣ったことがない。またもうこの西別川はすっかり未知の川になってしまっていて、そんな川で釣れたのはただただラッキーとしか言いようがない。付近にたまたま倒木が入っていず魚とのやり取りができたのも幸いした。時間は9時過ぎ、気が付くと少し陽射しが射して空に明るさが萌している。それも良かったのかな。もう今日の、というか今回の釣行はこれで十分以上だった。そのまま上がってしまってFさんを待っていてもいいくらいだった。
 まあそれでもここまで来る機会はそうはないのだから、やはり釣りを続けない訳にはいかなかった。同じ場所を更に流し続けると再び反応があった。さきほどのニジマスほどではないがなかなかの引きだ。挙げて見ると30ほどのまたしてもニジマスだった。いるところにはいるんだなぁ。それが確認できたことがうれしかった。

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 それ以上、流しても反応がなくなったのでさらに下流に向かう。他の場所でもニジマスを確認したい。入渓場所から遠くなりこれからますます良い釣りができるぞと期待しながら下る。ところがいいポイントが続くのだが却って反応は薄くなる。これはどうしたことだろう。相変わらず掛かる魚はイワナがほとんどでニジマスの姿は見られない。やっぱりあの時点で止めときゃよかったのか。
 待ち合わせの時間が近づいたので、引き返して釣り上がる。流れに逆らって川の中を歩くのはしんどい。かといって跡がついているものの岸を藪漕ぎしながら行くのもなおしんどい。やっとのことで再び先ほどの場所に戻ると反転流の流れでまたライズが始まっていた。
 反転流の流れになんとか乗せて出たのは今度は30くらいのイワナ。反転流が合流した元の流れでは25くらいのニジマス。大きい順番に出るのはセオリー通りだ。それにしてもニジマスが出たのはここだけだ。どうしてほかの場所では釣れないのだ。

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# by kimamani-outdoor | 2017-08-02 20:21 | 釣り | Comments(0)